2022年6月1日
2020年11月1日(日)に開催されました日本学生トライアスロン選手権渡良瀬大会のスイム会場である谷中湖の水質検査に全自動水質検査システム TECTA-PDSが導入されました。
従来の技術では採水後に結果が分かるのが2、3日後になってしまうため、選手が実際に泳ぐスイム会場の水質を正確に把握することができず、選手の安心・安全を確保できているとは言えませんでした。
全自動水質検査システムTECTA-PDSでは採水後から水質がワールドトライアスロン(旧:I T U)の水質基準を満たすかどうかを最短12時間で判定することが可能であるため、前日に採水を行ったとしても大会開催前に安全性の確認を行うことが可能となります。
前日に実施された水質測定の結果、スイムエリアの水質は以下のように安全だと確認することができたため、大会開催者は安心してスイムの開催判断を行うことができました。
測定項目 | 谷中湖 測定値 | ITU基準値 |
大腸菌 | 1 CFU/100ml | 250 CFU/100ml |
腸球菌 | 10 CFU/100ml | 100 CFU/100ml |
これからも水の安心・安全のために全自動水質検査システムTECTA-PDSは貢献して参ります。